成長企業の労使関係デザイン@特定社労士

リクルートグループに学び、ITベンチャー・急成長メーカー・創業100年商社で試した、大阪・梅田の実践派特定社労士が労使関係管理と人事労務管理の極意を伝授!「組織の成長」と「個人の幸福」の相互作用が未来を創る!!

2016-01-01から1年間の記事一覧

「無期転換ルール」への備えは大丈夫?大混乱必至の「雇用2018年問題」。

ご存知の方も少なくないと思いますが、平成25年の労働契約法改正で、平成25年4月1日以降通算で5年を超えて反復更新された有期労働契約は、労働者の申し込みにより無期労働契約に転換します。早ければ平成30年4月1日以降に更新される有期雇用契約から無期転換…

「人材流出防止」のマネジメント待ったなし。キーワードは「社内起業」と「暖簾分け」。

新卒採用市場が「売り手市場」に転じただけでなく、初めて全都道府県で有効求人倍率が1を超えるなど、大して景気が良いわけでも、経済の先行きが明るいわけでもないにのに、現下の労働市場の需給は逼迫しています。 これは一時的な現象ではなくて、今後短期…

成長したければ「フレックスタイム制」を再考せよ!

株式公開準備企業や採用強化中の企業などに、フレックスタイム制をご提案して実際に導入が決まり、その導入・運用のお手伝いをするという機会が、今年になって増えています。 とっくに終身雇用では無くなっているのに、滅私奉公を従業員に要求し続ける日本企…

新・「採用」と「研修」の経済学

二流、三流の「人事コンサルタント」と称する人達のブログなどを読んでいると、 「採用と研修のどちらを大事にすべきかという様な質問をクライアントからされるのですが、この二つに優劣はありません。どちらも大切で車の両輪です」 という様な極めて温い考…

36協定違反企業の行政指導時の企業名公表のインパクト。労使関係のデザインはいつもここから。

ネットニュースでは、ほぼ毎週何らかの大きな労働問題が報じられます。 昔の様にマスメディア中心の時代であれば、他のニュースの陰に隠れてそれほど注目されなかったかもしれない労働問題関連のトピックが、今や瞬時に、しかも自身の職業生活に密接に関係の…